-真空管アンプ;その3-

我が家へ新しいアンプがやってきた。本当に久しぶりの新アンプの登場だ。しかも真空管ときたね、うれしいぢゃないか。

このアンプは出力2ワットというミニアンプなのである。この時代に出力2ワットのアンプなんてぇものをどこで売ってるだろうか?前にも書いたが、近頃の低能率のスピーカーを鳴らすには必ずしも十分とは言えないだろう。

しかし、ソース入力をプリアンプで整えて、それを周波数分割して、各帯域ごとに独立させて再生する方式を取り、さらに最後のスピーカーの能率を高いものにしてやれば、2ワットもあればお釣りがくるのである。

オーディオは雰囲気も非常に大切な要素であり、この新アンプの可愛らしさはたとえようもないので、周囲がぱあっ明るくなったことは間違いない。

 ● 動作中はこのランプが赤く点灯する。

 ● 彼女をめざめさせるスイッチ。 

我が家のシステムへ組み込んだら、まるで女王様かお姫様のように君臨して、他の仲間たちを従者のごとく見下ろしているではないか?!

 ●それぞれが火を灯して、スタンバイだ。

さて、ダイアナ・クラールのCDを聴いてみる。I got you under my skin.という曲だ。誰が訳したのか、日本では、「あなたはしっかり私のもの」なんて野暮くさい誤訳だと思われる名前になってる。

オシッコが漏れそうになったのには流石の銀次郎もアワテタ。中域が太くて、しっとりしているではないか?音が盛り上がっている。ピアノの音は塊のようになって飛び出てくる。キリで突くような尖った音ではない。

要するにエナジェティックな音なのである。ノイズ?皆無です。昔自分で作ったアンプはキンキンという鳴りがあったがそんなもん、まったくない。

このアンプでチック・コリアのアコースティックを聴いたらどんな感じなのかとても愉しみだ。アンプはできたてのホヤホヤだからエージングをしないといけない。2週間もすれば、もっと明瞭な良い音になるに違いない。

真空管アンプの音は信じないという友人たちがいる。一方CDの音は信じられないという友人たちもいる。どっちでもいいけど、理屈同士が喧嘩しても無毛だ。実際に存在する真空管アンプで好きな音楽聴いてみて、自分で判断すればそれでよい。

今回感動のアンプと出会えたことは、神様に感謝するしかないが、実はこれを手にいれるにあたって、借金してるんだ。早く返さないといけないなぁ・・・

 ●設計者による回路図を示しておきます。

August 07/2004

 

   
  Tidbitトップ

 

  HOME   NEXT